八幡小学校の5年生がやってきました!
カワサキにお隣の八幡小学校5年生の全4クラスのみなさんが
12月3日と4日にわけてやってきました。
近江八幡の伝統的な産業、主に『手仕事』に着目し、先人たちの知恵と技を
学び、そして自らも体験してみるという主旨での来社でした。
まずは社長から数珠の歴史についてのお話…

「約1400年前、仏教が中国から伝わり聖徳太子が
この近江八幡の地に数珠作りを伝承しました。
はじめは『舞錐(マイギリ)』という道具などを使って
一つ一つ手作業で玉を丸く削り出していましたが、
速く、きれいに、たくさん作れるよう職人たちが工夫を重ね、
今日にいたっています。
手で回していたロクロが、昭和初期頃から電動で回るようになり
生産量が上がってきました。
しかし、刃物で玉を削るということは今も昔も変わらず、
先人たちの魂は、今なお受け継がれているのです… 」

社長のお話のあとはカワサキの仕事の各工程を見学してもらいました。
資材課では親しみのある和木から世界中の珍しい木までふれてもらいました。

そして、板から玉になるところ、コーティングして仕上がるところ、また、
一つ一つ手作業でボサ玉などの特殊な玉を削ったり、大きな玉を磨いたり
するところなどを見てもらいました。
みんな興味津々で、時には感嘆の声を上げながら職人たちの手の先を
見つめていました。
最後はお楽しみのワークショップ!
はじめの社長のお話にもあった『舞錐(マイギリ)』に挑戦してもらいました。

なかなかうまく回すことができず悪戦苦闘のようでした。
そして全員思い思いのブレスレットを作ってご満悦!

嬉しそうな笑顔がこぼれていました。


これで今年のキャリア教育の受け入れは終わりですが、年が明けた
1月26日には八幡中学校の生徒さん達がものづくり体験にやってくる
予定になっています。
数珠の玉の中をつらぬいている糸は、ちょうど仏の心を私達の心の中に
通しているということで、それを円く輪にしてあるのは、
心が円く素直になることを意味しているともいわれます。
これも何かの縁。
数珠の玉が紐を通じて連なっているように、人も手を取り合い
心と心をつないで和となり助け合って生きていかなければならないということを
私たちも忘れることなく、またこういったキャリア教育などを通じて
子ども達にも伝えていけたらと思います。
サクライ